東京大学農学部創立125周年記念農学部図書館展示企画
農学部図書館所蔵資料から見る「農学教育の流れ」
 
糠中の一有効成分に就いて
鈴木梅太郎
東京化学会誌 第32帙 4-16頁 (1911)

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鈴木梅太郎 (すずき うめたろう 1874-1943)
ビタミンB の発見者。
ドイツ留学ののち盛岡高等農林学校、東京帝国大学農科大学で教鞭をとる。米糠より抽出分析した栄養素をオリザニンと名付け、明治43年学会に発表したが、翌年ポーランド人フンクが同一物を発見、ビタミンと名付け発表したため、国際的にビタミンの呼称が一般化した。
本書は日本文のみで発表したため悲運に泣いたビタミンB (オリザニン)発見の第一報掲載号。

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